巣ごもり需要で通販増 段ボールごみ2割増 家庭ごみ・増、事業系・減 総量は横ばい 昨年度、八王子市まとめ

2021年9月12日 06時34分

家庭からのごみ回収量は前年度より増加した(八王子市提供)

 巣ごもり需要で通信販売が増え、段ボールのごみが二割以上増えた−。八王子市が二〇二〇年度のごみ収集状況をまとめ、こんな特徴を明らかにした。ごみの総量は、家庭ごみが増える一方、経済活動の停滞で事業系可燃ごみが減ったため、ほぼ横ばい。コロナ禍の暮らしへの影響を映し出している。(布施谷航)
 市によると、昨年度のごみ総量は十五万七千トン余で、前年度に比べて0・7%減った。このうち各家庭から回収したのは約十二万六千トンで3%増。回収した段ボールは、一四年度から六年連続で四千トン台だったが、昨年度は約五千四百トンで、21・2%急増した。
 このほか、増加が目立ったごみは、紙パック(8・9%増)、空き瓶(5・4%増)、空き缶(9・1%増)など。粗大ごみも15・3%増えた。市は、外食を控えたり、外出を自粛して大掃除をしたりする家庭が増えたとみている。
 一方、市ごみ処分場に持ち込まれたごみは13・4%減った。その大半を占める事業系可燃ごみが、15・5%減と大幅に落ち込んだことが要因だ。
 昨年度は四月に初めての緊急事態宣言が出てから飲食店の営業自粛要請などが相次いでおり、経済活動の縮小がごみの量で裏付けられた格好だ。

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