<新型コロナ>企業厳しい状況、融資支援を 川口市が金融機関に要望

2020年3月31日 02時00分
 新型コロナウイルスの影響で経済活動が縮小する中、川口市は三十日、地元金融機関との意見交換会を開き、市内の事業者に対する新規融資や返済猶予などの支援を要望した。金融機関側は幅広い業種から資金繰りの相談が相次いでいるとし、四月以降はさらに多くの企業が厳しい状況に陥るとの見通しを示した。市役所での意見交換会には、埼玉りそな銀行や川口信用金庫など八つの金融機関の代表者が参加。奥ノ木信夫市長が「事業者に寄り添った対応をしてほしい」と要望書を手渡した。
 金融機関はそれぞれ特別窓口を設けたり、人事異動を停止したりして対応していると説明。「五月以降の受注はあるが、発注が来ないという企業もある」「(県などの)外出自粛要請で展開がまた一段変わり、モノやカネの流れに影響が出てくる」などと指摘した。
 一方、市は消費喚起策として市独自の商品券の発行を準備している。発行時期は九月以降の予定。国も商品券の発行を検討しているため、その動向を踏まえて具体的な方法を決めるという。(近藤統義)

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