<新型コロナ>営業休止・短縮相次ぐ 県の週末外出自粛要請受け 観光施設やデパート

2020年3月28日 02時00分

満開となったサクラと咲き誇る菜の花=幸手市の県営権現堂公園で

 新型コロナウイルス対策として、県が今週末の不要不急の外出自粛を求めたのを受け、県内のレジャー施設や大型店舗では営業の休止や時間の短縮に踏み切る動きが相次いだ。花見シーズンも重なり、関係者からはため息が漏れた。 (近藤統義、飯田樹与、森雅貴、寺本康弘)
 例年、約百万人の花見客が訪れる県営権現堂公園(幸手市)。園内に「外出自粛要請が出ています。ご協力をお願いします」と記した看板を立て、花見を控えるよう呼び掛けている。NPO法人幸手権現堂桜堤保存会の並木克己理事長(74)は「つらいけれど仕方がない。花見はなるべく控えてほしい」と話した。
 東武動物公園(宮代町)は二十八日から当面、休園する。二日から臨時休園し、二十三日に再開したばかりだった。担当者は「二十八日は開園記念日。見頃になった園内の桜を楽しみにしていたお客さんも多くいるのに」と残念がる。北欧童話ムーミンを題材にした飯能市のレジャー施設「メッツァ」も、テーマパーク「ムーミンバレーパーク」などの全施設を休園する。
 大型店舗の対応はさまざま。ルミネ大宮(さいたま市大宮区)は新型コロナ対応では初めて臨時休館する。ただ食料品と医薬品の売り場は一時間短縮して開く。ららぽーと富士見(富士見市)、ららぽーと新三郷(三郷市)、三井アウトレットパーク入間(入間市)も休業に。伊勢丹浦和店は時間を短縮して営業する。
 県内のそごう西武各店と浦和パルコ(さいたま市浦和区)はこれまで通り短縮営業。高島屋大宮店(同市大宮区)も同様だが、二十八日から予定していた「大北海道展」を中止する。多くの映画館も休館する。

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