政活費 ネットで公開へ 「県議会の信頼担保に」領収書など20年度分から

2020年3月26日 02時00分
 政務活動費(政活費)の領収書などをインターネットで公開することを議論してきた県議会の検討会は、2020年度の交付分から県議会のホームページで公開することを決めた。関連する条例案が議会運営委員会で示され、27日の定例会最終日に提出される見通し。
 政活費は、議員の調査、研究などに要する経費。埼玉県議会の場合、現在は詳しい使途を知るには、議長の許可を得た上で議会事務局で、領収書や契約書など支出を証明する書類を閲覧して確認するしかない。
 政活費の領収書のネット公開を巡っては、17年に市民から請願が出されたが、最大会派の自民が継続審査を主張し続け、昨年4月の県議の改選に伴い廃案となった。全国市民オンブズマン連絡会議による昨年度の政活費情報公開度ランキングでも、埼玉県議会は47都道府県中45位と低く、公開に後ろ向きな姿勢が批判されていた。
 検討会は改選後の昨年7月に発足。小島信昭会長は「誰でも見られる状態で議会の信頼が担保されるなら、条例を整備し、公開すべき時期にきた」と説明している。 (飯田樹与)

関連キーワード


おすすめ情報

埼玉の新着

記事一覧