山田康之さん死去 奈良先端科学技術大学院大元学長、京都大名誉教授、植物分子細胞生物学

2021年9月14日 07時31分
 山田康之さん(やまだ・やすゆき=奈良先端科学技術大学院大元学長、京都大名誉教授、植物分子細胞生物学)8月15日死去、89歳。葬儀・告別式は近親者で執り行った。弔問や弔電、献花は辞退している。
 植物バイオテクノロジーの分野で、いち早く高等植物の細胞培養の重要性に着目。イネの培養細胞から個体の再生に成功した。99年に文化功労者。12年には文化勲章を受章した。
 京都大農学部教授などを経て、97年から01年まで奈良先端科学技術大学院大の学長を務めた。
 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発し、ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大教授は、山田さんが学長時代に奈良先端科学技術大学院大に着任。山中教授は「新任の私のことを随分と気に掛けていただきました。先生の励ましのおかげで、iPS細胞を開発できました。12年に一緒に文化勲章を受章させていただいたことは、私にとって生涯の誇りです。これまでのご指導に御礼を申し上げます」とコメントした。

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