「サッカー通じてミャンマーを知ってもらいたい」 難民認定選手が「YS横浜」加入会見

2021年9月14日 22時09分
入団会見で笑顔を見せるピエ・リヤン・アウンさん=14日、横浜市で

入団会見で笑顔を見せるピエ・リヤン・アウンさん=14日、横浜市で

 サッカー元ミャンマー代表で、難民認定されたピエ・リヤン・アウンさん(25)のフットサルFリーグ「YS横浜」への入団会見が14日、横浜市内で開かれた。クラブによると難民の選手登録は日本サッカー史上初めて。
 ピエ・リヤン・アウンさんは「みなさんこんにちは。ミャンマーから来ました」と日本語であいさつした後、通訳を付け「家族のように支えてくれるチームのため頑張りたい」と抱負を語った。
 母国は国軍によるクーデター後、市民への弾圧が続く。「自分がサッカーをやることで、いろいろな人にミャンマーについて知ってもらいたい」と望み、国際社会に支援を求めた。
 ワールドカップ(W杯)予選のミャンマー代表として5月に来日後、日本戦でクーデターに抗議する3本指を掲げ、帰国拒否。迫害を受ける恐れがあるとして、8月に難民認定された。
 YS横浜は、7月に練習生として受け入れた。Jリーグ3部のチームも持つが、選手層や適性を考慮し、11日にFリーグの選手としてプロ契約した。
 給与は生活を最低限維持できる程度のため、練習の合間に市内の企業で働くという。同時加入した元サッカー日本代表松井大輔さん(40)も会見した。(北川成史)

関連キーワード

PR情報

神奈川の新着

記事一覧