<新型コロナ>オンライン診療 多摩地域で開始 あすから都医師会

2021年9月15日 07時13分
 都医師会は十四日、都内で定例記者会見を開き、新型コロナウイルス患者へのオンライン診療を多摩地域で十六日から始めると発表した。多摩地域は自宅療養者を夜間に往診する体制が都心部より手薄になっており、オンライン診療でカバーする。
 保健所設置市の八王子、町田両市以外の都の保健所が管轄するエリアが対象。自宅療養する軽症者のうち、保健所が必要と判断した患者を平日の午後六〜九時、スマートフォンの画面越しに一人あたり十五〜二十分間診療する。診療結果は保健所に報告し、投薬する場合は宅配などで翌日に届ける。
 地元医師会を通じて医師七十二人を確保。一日最大五十人をオンライン診療する。十月二十九日まで続け、状況によって期間延長や診療人数の増加を検討する。
 都医師会は都全域にオンライン診療を広げる意向だが、平川博之副会長は「各保健所が管理している自宅療養者の個人情報をどう開示していくか。そこが進んでいない」と課題を挙げた。
 一方、コロナ患者を最大限受け入れることを国や都が都内の医療機関に要請したことを受け、九日時点での中間結果が報告された。回答した医療機関のうち九割近くが在宅診療やワクチン接種、スタッフの派遣で協力する姿勢を示した。(加藤健太)

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