IR事業者2社が横浜での活動中止 市撤回宣言に「予期せぬ事態」「大変遺憾」

2021年9月15日 07時20分
 横浜市の山中竹春市長によるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致撤回宣言を受け、開発・運営に名乗りを上げていたIR事業者二社が横浜での活動中止を発表し、「予期せぬ事態の展開」「大変遺憾だ」などとコメントした。
 市は二社をそれぞれの筆頭とする二グループから近く事業者選定を行う予定だったが、撤回宣言と同時に選定作業を中止していた。
 事業者名を公表していた「ゲンティン・シンガポール・リミテッド」(シンガポール)は十日付で、自社のホームページにコメントを掲載。「横浜市が決定した予期せぬ事態の展開に驚き、失望している」と見解を示し、「最善の努力で横浜に利益をもたらし、世界クラスの観光地にする有意義な投資を行うと提案してきた」と説明した。
 これまで事業者名を公表していなかった「メルコリゾーツ&エンターテインメント」(香港)は十三日、横浜市におけるIRライセンス取得に向けた活動を中止すると発表した。
 同社のローレンス・ホー会長兼最高経営責任者(CEO)は「横浜でのIR実現の扉は正式に閉じられた。大変遺憾だが、多大な支援にお礼を申し上げる」とし、「十年以上にわたり日本の可能性を信じ、世界最高のIRの開発に取り組んでいる。今後も日本での開発機会を模索する」とコメント。横浜市内のオフィスは閉鎖するが、東京都内のオフィスは維持する方針を示した。(丸山耀平)

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