石破茂元幹事長、河野氏支援を表明 森友問題「これでおしまいではないと申し上げ、河野氏も同意した」

2021年9月15日 19時52分
記者会見する自民党の石破茂元幹事長 =衆院第1議員会館

記者会見する自民党の石破茂元幹事長 =衆院第1議員会館

 自民党の石破茂元幹事長は15日夕に会見し、17日告示の党総裁選への出馬を見送り、河野太郎行政改革担当相を支援する方針を明らかにした。石破氏は「自民党を変えてほしいとの声に応えるためには改革を志す勢力が、二分することなく一致すべきであると決断した。河野氏を支援するのは、この改革の志が一致したこと、政治理念、国家に対する危機感、国家国民に対する使命感を共有したことが理由だ」と語った。
 また森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、河野氏が再調査しない考えを示したことについて、石破氏は「再調査はしないでおしまいであってはならない。私はこれは済んだ問題だからおしまいとの姿勢はとっていない。そのことは河野氏に強く申し上げ、河野氏もそのことに同意した」と述べた。

◆小泉環境相と「思い共有」

 石破氏は「一昨日、河野氏と面会した際、今後挙党態勢を確立するに当たり、水月会(石破派)の力をぜひ借りたいとの申し出があった。私はこれを重く受け止めたい」と説明した。同じく河野氏の支持を表明した小泉進次郎環境相に関し「強く共鳴し、思いを共有している」と述べた。
 森友問題について、石破氏は「私は亡くなられた赤木さんの夫人の雅子さん、一番悲しんでいる人が理解納得してもらうことが大事だと思っている。一番悲しんでいる人の思いに寄り添わなくて、私は政治の名に値すると思っていない。そのことは河野氏に申し上げた」として、赤木雅子さんが納得するような対応を河野氏に求めたことを明らかにした。

◆原発・防衛政策で相違も

 一方、河野氏がかつて脱原発を打ち出した原発政策や、地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画の撤回について、石破氏は「現段階で意見の一致をみているわけではない」とした上で「いかにして抑止力を維持するかが重要かという点では私は河野氏と認識の一致をみている。議論をする上において、意見の一致は必ずみられると思っている。原発も同様です」と語った。

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