日本とラオス 演劇でつながる 聞こえる人と聞こえない人が共に活動する劇団 中原で18日に4回目の共演

2021年9月16日 07時22分

ラオスとオンラインで練習をするデフ・パペットシアター・ひとみのメンバーら=中原区で

 耳の聞こえない人と、聞こえる人が一緒に活動するプロの人形劇団「デフ・パペットシアター・ひとみ」(川崎市中原区)が十八日、ラオスの劇団と共同の舞台を同区の市国際交流センターで上演する。舞台では、ザルやスポンジなどあらゆる身の回りの物を用いて、まるで物が生きているように動かして表現する。(竹谷直子)
 劇団は一九八〇年に公益財団法人現代人形劇センター内に結成された。国連総会が宣言した国際障害者年の八一年から公演活動を開始した。
 ラオスでろう者とともに活動する「劇団カオニャオ」とは二〇一九年から両国での公演を続け、今回で四回目。新型コロナウイルスの影響でラオスはオンラインで参加する。
 十四日の練習では、ラオスの劇団は枕やザルを使い、ラオスの主食となっているもち米「カオニャオ」を作る工程を表現。日本側はポリ袋やスポンジ、おけなどを丸めたり広げたりして動かした。
 デフ・パペは、コロナ禍で地方公演のキャンセルが続いているという。同劇団団長でろう者の榎本トオルさん(62)は「今はコロナ禍で見ていただける機会が減っているが、せりふでなく、視覚的な動きが中心で魅力的だと思う」と来場を呼び掛けた。
 午後一時半開演。入場無料。申し込み、問い合わせは、現代人形劇センター=電044(777)2228=へ。

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