河野太郎氏「先日申し上げた通り」 森友再調査せずと再び表明、石破氏が申し出も

2021年9月16日 15時46分
河野太郎氏

河野太郎氏

 自民党総裁選に出馬表明している河野太郎行政改革担当相は16日、報道各社のグループインタビューで、森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざん問題について「再調査については先日申し上げた通りでございます」と述べ、改めて再調査しない考えを示した。
 河野氏は10日の出馬表明会見で、「既に検察その他いろいろ動いているわけですから、必要ないと思います」として再調査は必要ないと明言。これに対し、河野氏の支援を表明した石破茂元幹事長は15日の会見で「再調査はしないでおしまいであってはならない。私はこれは済んだ問題だからおしまいとの姿勢はとっていない。そのことは河野氏に強く申し上げ、河野氏もそのことに同意した」と発言し、河野氏の対応が注目されていた。
 グループインタビューでは、石破氏の申し出を受けて、記者が「あらためて再調査をどう考えるか」と尋ねた。
 これに対し、河野氏は「再調査については先日申し上げた通りでございます」としつつ「この件で亡くなられた方がいたり、さまざまなことがあった中で、この件で心を痛めていらっしゃる方をほったらかしにするんではなく、お気持ちを受け止めるというのは大事なことなんではないかなと思います」と語った。
 その上で「再調査といっても誰がどういう権能でやるのかよく分からんというところもありますし、司法がいろいろと判断しているところもありますから、そこは先日申し上げた通りでございますけど、やはり一人一人のお気持ちに向き合ってそれを受け止めるということは、これは政治として大事なことだと思います」と述べ、再調査については必要ないとの認識を示した。
 森友問題については、自民党総裁選への立候補を表明している岸田文雄前政調会長も再調査しない考えを表明。高市早苗氏は「現在は民事訴訟中なので難しい」として再調査に否定的な考えを示している。

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