大石警視総監が就任 「社会の変化に対応を」

2021年9月17日 06時35分

就任会見を行う大石警視総監=警視庁で(代表撮影)

 第九十七代警視総監に就任した大石吉彦氏が十六日、警視庁本部で記者会見した。「コロナ禍も相まってわが国を取り巻く内外の情勢は大きく変化している。社会の変化にしっかり対応できる組織運営をしていきたい」と抱負を述べた。
 大石総監は重点課題としてサイバー犯罪対策を挙げた。「サイバー空間の脅威は極めて深刻な状況。しっかりと国民の安全を守る対策に力を入れたい」と述べた。ニセ電話詐欺や、首都直下地震など自然災害への対策にも重きを置く考えを明かした。
 世田谷一家四人殺害事件などの重要未解決事件については「必ずや被害者、ご遺族の無念を晴らすという気持ちでやっていきたい」と意気込みを語った。
 一方、斉藤実前総監(59)も同日、記者会見に臨んだ。在任中に印象に残った仕事として東京五輪・パラリンピック大会を挙げ「大会警備を無事に完遂できたことが何よりの喜び」と語った。
 入庁は一九八五年。これまでの警察人生を振り返り「警視庁警備部で三回お世話になるなど、警視庁に育ててもらった。最後に平成から令和への代替わりのパレードや東京二〇二〇大会の警備で恩返しができたとすれば、幸いだと思っている」と述べた。(比護正史)

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