小池知事「ひとえにご本人の判断」 選挙期間中に無免許当て逃げ事故の木下都議を警視庁が書類送検

2021年9月17日 11時59分
都議選で木下氏を応援する小池知事(木下氏のツイッターから)

都議選で木下氏を応援する小池知事(木下氏のツイッターから)

  • 都議選で木下氏を応援する小池知事(木下氏のツイッターから)
  • 取材に応じる小池百合子知事=17日午前、都庁で
  • 木下富美子都議
 東京都議選(7月4日投開票)の期間中に都内で無免許運転をして事故を起こしたとして、警視庁交通捜査課は17日、自動車運転処罰法違反(無免許過失致傷)などの疑いで、木下富美子都議(54)=豊島区=を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
 木下都議は板橋区選挙区選出で当選2回。投開票日翌日の7月5日、報道で事故が発覚した。所属する都議会会派「都民ファーストの会」は、事故の報告を怠ったなどとして除名処分にしている。
 書類送検容疑では、木下都議は免許停止中だった7月2日午前7時半ごろ、板橋区高島平の都道交差点で乗用車を後退させた際、停車中の別の乗用車に衝突し、そのまま逃走。運転していた50代男性と同乗の40代女性に軽傷を負わせたとされる。被害者側から110番があり発覚した。
 このほか、免許停止中の今年5~6月、6回にわたって都内で乗用車を運転していたとされる。木下都議は、いずれもおおむね容疑を認めているという。
 木下都議は、除名処分後、無所属の1人会派「SDGs東京」を立ち上げたが都議会の臨時会などを欠席し、都議会から辞職勧告決議を受けた。現在に至るまで公の場に姿を現していない。地元区民らからは都議会に対し、議員の身分を失わせる「除名」の懲罰を行うよう求める陳情が出ている。
 ◇
 東京都の小池百合子知事は17日午前、木下都議の書類送検について報道陣から所見を求められ「もう、これはひとえにご本人の判断ということだと思います」と述べた。辞職するかどうかの判断について念頭においた発言とみられる。

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