小池知事「選挙で応援したのは恥ずべきこと」 当て逃げ事故の木下都議書類送検受け

2021年9月17日 15時54分
都議選で木下氏を応援する小池知事(木下氏のツイッターから)

都議選で木下氏を応援する小池知事(木下氏のツイッターから)

  • 都議選で木下氏を応援する小池知事(木下氏のツイッターから)
  • 定例会見する小池百合子都知事=17日
 東京都の小池百合子知事は17日、板橋区選挙区選出の木下富美子都議(54)が自動車運転処罰法違反(無免許過失致傷)などの疑いで警視庁から書類送検されたことへの受け止めを定例会見で問われ、「範を示すべき人がその逆をずっと行くのは、この世の中厳しいの一点につきると思う」と述べた。
 小池知事は、木下都議が無免許運転で当て逃げ事故を起こし、被害者に軽傷を負わせたとされることや、所属していた都議会会派「都民ファーストの会」から除名処分を受けた後、無所属の1人会派「SDGs東京」を立ち上げたことについて「一般的にも言語道断だと思う」と非難。
 その上で、「(都民に対して)範を示すべき人が、その逆をずっと行くのはこの世の中厳しいの一点につきる。そのことをしっかりと自身で受け止めて判断されることを期待している」とした。木下都議の辞職を念頭においた発言とみられる。
 都議選期間中に小池知事が木下氏の選挙応援をしたことについては「私自身はそういった方を応援したのは恥じるべきことかなと思っている」と述べた。
 書類送検容疑では、木下都議は免許停止中だった7月2日午前7時半ごろ、板橋区高島平の都道交差点で乗用車を後退させた際、停車中の別の乗用車に衝突し、そのまま逃走。運転していた50代男性と同乗の40代女性に軽傷を負わせたとされる。被害者側から110番があり発覚した。
 このほか、免許停止中の今年5~6月、6回にわたって都内で乗用車を運転していたとされる。木下都議は、いずれもおおむね容疑を認めているという。
 木下都議は、所属していた都議会会派「都民ファーストの会」から事故の報告を怠ったなどとして除名処分を受けた後、無所属の1人会派「SDGs東京」を立ち上げたが都議会の臨時会などを欠席し、都議会から辞職勧告決議を受けた。現在に至るまで公の場に姿を現していない。地元区民らからは都議会に対し、議員の身分を失わせる「除名」の懲罰を行うよう求める陳情が出ている。

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