ロヒンギャ難民キャンプの写真展 津市出身の中条さん、新宿で52枚を展示 18日にギャラリートーク

2021年9月17日 16時21分
難民キャンプで暮らすロヒンギャの姿を撮影した中条望さん=東京都新宿区

難民キャンプで暮らすロヒンギャの姿を撮影した中条望さん=東京都新宿区

 津市出身のフォトグラファー中条望ちゅうじょうのぞむさん(37)の写真展「今ここで生きる ロヒンギャ難民キャンプ」が新宿区西新宿1の「オリンパスギャラリー東京」で開かれている。27日まで。
 ロヒンギャはミャンマーのイスラム教徒少数民族。同国では不法移民扱いされ、2017年8月以降、治安部隊による迫害で70万人以上が隣国バングラデシュに逃れている。
 中条さんは17年12月~20年1月、バングラデシュの難民キャンプを計8回訪問し、ロヒンギャたちを撮影してきた。
 今回は52点を展示。左目を失明した男性の姿は、迫害の凄惨さを物語る。私設のマドラサ(学校)で熱心に学ぶ子どもや田植えの風景など、日々の暮らしを伝える作品も並ぶ。
 中条さんは難民らの写真を通じて「生きる尊厳を感じてほしい」と願う。コロナ禍やクーデターで難民帰還の見通しは立たないが「彼らの存在を忘れないで」と呼び掛けている。
 入場無料で、中条さんは休館の21、22日を除き在廊予定。18日は午後2~3時にギャラリートークを開く。(北川成史)

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