<新型コロナ>千葉市 保健所の業務負担軽減 自宅療養者の健康観察委託 21日、センター開設

2021年9月18日 07時20分
 千葉市は二十一日から、新型コロナウイルスに感染した患者を支援する「自宅療養者健康観察センター」を市保健所に開設する。運営は市内の医療人材派遣会社に委託し、自宅療養者の多数を占める中等症以下の患者の健康観察を委託することで、保健所業務の分散を図る。
 センターは看護師八人と事務職員一人の体制。自宅療養者に毎日一回以上電話して体温、酸素飽和度、容体を聞き取るほか、必要に応じて医療機関への診療を依頼することなど保健所業務の一部を担当する。
 市医療政策課によると、市内の新型コロナ患者は十七日時点で九百九十七人で、自宅療養者は七百八十七人。大半は中等症以下だが、六日には自宅療養中だった五十代男性が容体が急変し、死亡している。
 市によると、当初は八月中の開設を目指し、関連費四億四千八百万円を盛った補正予算を七月三十日に専決処分したが、ワクチン接種や感染急拡大などにより看護師の確保が難航し、九月にずれ込んだという。医療政策課の担当者は「新規感染者数は依然として多い状況が続いている。保健所の業務を軽減して機能を維持したい」と話している。
 また、市は軽症者用の宿泊療養施設として新たに「グランパークホテル パネックス千葉」(同市若葉区)を二十四日から開設する。部屋数は六十七室。酸素ステーションは市の宿泊療養施設「バーディーホテル千葉」(同市中央区)から移設し、五床に拡大する。(山口登史)

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