バイデン米大統領、メタン排出量の30%削減を表明 EUと共同で2030年までに

2021年9月18日 20時28分
17日、地球温暖化対策を話し合う首脳級会合に出席するバイデン米大統領(左)とブリンケン米国務長官=ワシントン(AP)

17日、地球温暖化対策を話し合う首脳級会合に出席するバイデン米大統領(左)とブリンケン米国務長官=ワシントン(AP)

 【ワシントン=金杉貴雄】バイデン米大統領は17日、オンライン形式で主催した気候変動に関する首脳級会合で演説し、強力な温室効果ガスの一つメタンの世界における排出量を、2030年までに20年比で少なくとも30%削減することを目標とする取り組みを始めると表明した。
 メタンは家畜の飼育やごみの埋め立てなどで排出される気体。温室効果ガスで二酸化炭素(CO2)に次ぐ排出量を占め、CO2と比べ20倍以上の温室効果があるとされる。
 会合でバイデン氏は、メタンの30%削減に向けた行動を欧州連合(EU)と共同で開始すると公表。10月末に始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に向け、各国に協力を呼び掛けた。
 議長声明によると、メタン排出削減の取り組みには、アルゼンチン、インドネシア、イタリア、メキシコ、英国が賛同したという。
 バイデン氏は4月にもオンライン形式で気候変動サミットを主催しており、今回はその追加的な会合との位置付け。日本の菅義偉首相や英国、韓国、インドネシアなどの首脳が出席し、中国、ロシア、インドなどからは閣僚らが参加した。

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