緻密な筆致 陶芸界に新風 石川の柴田さん、京橋で九谷焼の個展

2021年9月19日 07時17分

鮮やかな秋の草花を写し込んだ九谷焼の作品を手にする柴田有希佳さん=中央区京橋で

 鮮やかな草花を器に写し込み北陸の陶芸界にモダンアートの風を吹き込んでいる石川県の九谷焼作家柴田有希佳(ゆきか)さんの個展「律(りち)の調べ」が中央区京橋二の画廊酒井京清堂で開かれている。
 柴田さんは福井県生まれ。石川県能美市にある九谷焼技術研修所で学び、緻密な筆致が高く評価されている。菊池ビエンナーレや日本伝統工芸展、伝統九谷焼工芸展などで受賞歴を持つ。東京での個展は日本橋三越本店以来二回目。
 展示されているのは、夕顔などを描いた秋を感じさせる新作の花瓶やコーヒーカップ、カフェオレボウル、ぐい飲みなど約八十点。
 柴田さんは「能美の身近な自然を題材につくりました。コロナ禍で自宅で過ごす時間が多い中、自分のお気に入りの器でお茶を飲んで憩いを得てほしい」と呼び掛けている。二十日まで。午前十一時〜午後六時(最終日は四時まで)。入場無料。(蒲敏哉)

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