<ねえゴローちゃん!腹話術師の旅日記>強い子ってやさしいんだよ 子どもたちの胸に届いた

2021年9月19日 07時30分

子どもたちにメッセージのパネルを示すしろたにさん=2014年6月、長崎県島原市で(本人提供)

 強い子って
 やさしいんだよ
 やさしい子って
 勇気あるんだよ
 私とゴローちゃんは、保育園、幼稚園、小学校で上演するとき、その標語を子どもたちに朗誦(ろうしょう)してもらっています。これは、神奈川県南足柄市が二〇〇八年に全国から募集した「日々のおしえ 子どもたちへのメッセージ」コンクールに入選した私の作品です。短冊にして全国の小学校に配られたそうです。
 ゴローちゃんが解説します。
 「あのね、強い子って、ただ力が強いだけでなく、困ってる子を助けてあげるんだよ」「やさしい子ってね、ただおとなしいだけでなく、いけない時はいけないって、勇気を出して言える子のことだよ」
 子どもたちに、最初はパネルを見せながら声を出して言ってもらいます。次にパネルを隠して言ってもらいます。子どもたちは言えるのです。ゴローちゃんが子どもたちを褒めます。すると、子どもたちは得意げな顔をします。
 翌日、子どもたちが先生に聞くそうです。「先生、ゴローちゃんがきのう言ったこと言える?」。ところが、先生はうろ覚えです。子どもたちの勝ちです。
 ある小学校で上演したとき、一年生の子が近寄ってきて言いました。「ゴローちゃん、強い子ってやさしいんだよね」
 なんと、その子は前の年に保育園でゴローちゃんを見ていたのだそうです。(しろたにまもる=寄稿)

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