河野太郎氏「度量の広い社会目指すのが保守主義」 ツイッターは「堂々とブロックします」
2021年9月19日 10時07分
自民党総裁選に出馬している河野太郎行政改革担当相は19日に出演したNHK番組「日曜討論」で、目指す社会像を問われ、「どうも最近、狭い特定のこうじゃなければいけないというのがSNSなどではびこっているのが非常に残念に思う。意見の違いというのはあるかもしれないがお互いにののしるのではなく理解しようとする。それを政治の場でもやっていかなければならない」と語った。
◆「誹謗 中傷、読ませる必要はない」
河野氏は「これから少子高齢化の日本の中で大事なのは人が人に寄り添っていく、安心感がある、ぬくもりのある社会だと思う。本来保守主義というのは、度量の広い温かい寛容な社会を目指すのが保守主義なんだと思う」と語った上で、SNSへの見解を語った。
一方、河野氏は18日夜に出演したインターネットの動画中継サイト「ニコニコ生放送」で、ネットの誹謗中傷への見解を披露。河野氏は、240万人のフォローワーを誇るツイッターで、特定の人からのアクセスを制限する「ブロック」機能を多用しているとして批判を浴びているが、今後もブロックは使うとの方針を示した。
その理由について、河野氏は「私はよくツイッターをブロックすると言われるが、ブロックしないと、私のフォロワーが誹謗中傷のリプ(リプライ)を読まなければいけない。みんなが楽しくやろうと思っている時に、そんなものを私のフォロワーに読ませる必要はないというので堂々とブロックします」と説明。
◆「批判は自分で読みに行く」
「誹謗中傷や罵詈雑言をおっしゃるのは勝手ですけれども、それを人に見せるのを強制するのは、相手が芸能人であれ、政治家であれ、誰であれ、できないんだろうと思います」と語った。
さらに「政治家はよく批判を受けろというが、政治家も必要なら批判や違った意見を自分で読みに行く」とも述べた。
さらに「政治家はよく批判を受けろというが、政治家も必要なら批判や違った意見を自分で読みに行く」とも述べた。
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