<新型コロナ>さいたま市で妊婦らの優先接種始まる 「今後の安心につながる」

2021年9月20日 07時16分

優先接種を受け、夫の接種を見守る女性(左)=さいたま市大宮区で

 新型コロナウイルスのワクチン接種で、さいたま市は十九日、妊婦とそのパートナーの優先接種を市営桜木駐車場(大宮区)で始めた。初日は一回目接種のおよそ千人が訪れた。
 接種先を探す妊婦の声や、妊婦の入院先が見つからず、新生児が死亡した千葉県の事例などを受けて市が設置した。接種やその他の妊娠中の不安を解消しようと、会場には助産師を複数配置。予診もゆっくり行えるよう、通常よりゆとりを持たせて予約枠を組んだ。ベビーベッドやおむつ替え台、授乳室も用意し、子ども連れにも配慮した。
 既に職場接種を済ませた夫、一歳の長女とともに訪れた緑区の金井里美さん(30)は、接種を不安に思った時期もあったが、千葉の問題もあり、かかりつけ医と相談して決めた。「個別医療機関では子どもが預けにくいが、家族で来られてよかった。スムーズに接種でき、今後の安心につながる」と話す。
 市は同会場に来週も一回目接種の妊婦枠を設け、需要があれば、さらに追加も検討する。市ワクチン対策室は「他の集団接種会場でも対応し、受け付ける個別医療機関も市のホームページで公表しているので活用を」と呼び掛けている。(前田朋子)

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