墨田区の高3女子遺棄、殺人容疑で群馬の夫婦を再逮捕 ナイフの血液DNA型が一致

2021年9月20日 21時34分
 東京都墨田区の私立高3年の女子生徒(18)が山梨県内の物置小屋で遺体で見つかった事件で、警視庁向島署捜査本部は20日、殺人の疑いで、群馬県渋川市のいずれも無職の小森章平(27)と妻の和美いずみ(28)の両容疑者=死体遺棄容疑で逮捕、処分保留=を再逮捕した。小森容疑者は否認し和美容疑者は黙秘している。
 これまでの調べに、小森容疑者は「妻から殺人を持ち掛けられ、車にあったロープとナイフを使い、小屋で殺した」と供述し、和美容疑者は「夫と女子生徒のツイッターでのやりとりをやめてもらう話し合いのために呼び出したが、気持ちの整理がつかなくなった」と供述しているという。
 再逮捕容疑では8月30日ごろ、山梨、長野県の周辺で女子生徒の首をロープで絞め、刃渡り約19センチのナイフで背中を複数回刺して殺害したとされる。小屋で見つかったナイフに付着していた血液のDNA型が女子生徒のものと一致し、ロープからは両容疑者のDNA型が検出された。
 捜査関係者によると、女子生徒は同月28日に自宅近くの墨田区の駐車場で小森容疑者の車に乗車。渋川市の両容疑者の自宅で1泊後、同29日夜に3人で車で外出。同31日に山梨県早川町の物置小屋で遺体で発見された。
 捜査関係者によると、小森容疑者と女子生徒はイラストが趣味で、2年前に女子生徒がツイッターに投稿したイラストに小森容疑者が興味を示し交流が始まったという。小森容疑者は同様にイラストを投稿していた和美容疑者とも昨年8月に知り合い、今年5月に結婚した。
 小森容疑者の友人の男性(27)は取材に「ツイッター上でイラストレーターの仲間をつくっていた。気に入ったイラストの投稿を見つけるとコメントを残し、複数の投稿者に声を掛けていた」と話す。
 調べに、小森容疑者は「女子生徒とは7月に都内で1度会っただけ。ツイッターでのやりとりに妻が嫉妬した」と供述している。

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