<コロナと生きる@いばらき>県の美術館、図書館再開 非常事態解除 企画展は会期大幅短縮

2021年9月21日 07時57分

県陶芸美術館の入り口前に展示された大型作品=笠間市で

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う県独自の非常事態宣言が十九日で解除され、県は二十日、八月十八日から臨時休館していた美術館と図書館を再開した。
 再開したのは、県陶芸美術館(笠間市)、県天心記念五浦美術館(北茨城市)、県立歴史館(水戸市)、県立図書館(同)。三密になりにくく、感染リスクが比較的低いと判断。各施設では来場者の検温や手指消毒を徹底する。
 県近代美術館(水戸市)と県つくば美術館(つくば市)も再開対象施設だが、照明工事などのため、近代美術館は十月一日まで、つくば美術館は今月二十六日まで臨時休館する。
 県陶芸美術館では、企画展「土イジり」が再開された。当初の開催期間は、七月十七日〜九月二十六日の六十三日間だったが、三十五日間に短縮された。
 粘土の造形方法に焦点を当て、現代作家ら六十一人の計八十三点を展示している。岩井基生(もとき)・主任学芸主事は「夏休みの後半が休館になってしまったのは残念だが、あと一週間だけでも見てもらえるのはうれしい」と話している。
 県有施設のうち、アクアワールド県大洗水族館(大洗町)など五十二施設は休館を継続する。
 非常事態宣言の解除ではこのほか、学校では、週一、二回程度の分散登校を認めるほか、全面禁止してきた部活動も条件付きで再開した。商業施設の入場制限(通常時の二分の一)や、ワクチン未接種の四十〜五十代の出勤・外出自粛要請は終了した。
 一方、三十日が期限の国の緊急事態宣言では引き続き、飲食店の酒類提供終日停止や午後八時以降の営業自粛などを要請する。(佐藤圭)

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