麻生財務相「外で飯食うな、本当に効果あったのか」 コロナ行動制限に苦言

2021年9月21日 16時45分
麻生太郎財務相

麻生太郎財務相

 麻生太郎財務相は21日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスの感染症対策について、「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか、その根拠は何なのか、本当にそれが必要で効果があったものなのか」と述べた。政府がこれまで国民に求めてきた行動制限の議論に、副総理が疑問を投げかけた形となる。
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 記者から、新型コロナによる緊急事態宣言が今月末での解除が検討されていることを問われると、「これは医者に聞かなくっちゃねえ」としつつ「医者のいう話もころころ変わってよくわからん」と、感染症対策に取り組む専門家を批判。
 「感染症の大家と称する方々をいろいろ集めて話を聞いているが、大家の人の話だと45万人亡くなると新聞に書いてあった。今、(死者が)1万6千人くらいだと思いますんで、だいぶ外れてるんじゃないか」と述べた。厚生労働省のクラスター対策班が昨年4月、感染防止策を何も行わなかった場合、流行が終わるまでに国内で約42万人が死亡するとの推計を出していたことを指すとみられる。
 さらに、「人の流れが多いとかなんとかいう話だったが、今、人の流れがこれだけ多くて患者は減っているんじゃないの?あの話は全くうそだったという話になるんですかね。外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか、その根拠は何なのか、本当にそれが必要で効果があったものなのか。私どもはなんとなくちょっと違うんじゃないかなという感じはします」と発言。
 最後に「プロと言われる方々は、もう少し正確な情報を出していただけることを期待してます」と述べた。

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