町田の小6いじめ自殺の再調査 市長直属の第三者委設置へ

2021年9月22日 22時11分
亡くなった女児の写真=13日、東京・霞が関の文科省での記者会見で

亡くなった女児の写真=13日、東京・霞が関の文科省での記者会見で

 東京都町田市立小学校の6年生女児=当時(12)=が2020年11月、いじめを訴える遺書を残して自殺した問題で、石阪丈一市長は22日の記者会見で、新たに市長直属のいじめ問題調査委員会を年内にも設置する方針を明らかにした。弁護士や学識経験者ら第三者の委員5人で構成し、学校貸与のタブレット端末を使うなどの、いじめの経緯や自殺との因果関係を調査する。(服部展和)
 石阪市長は、市教育委員会が今年3月から常設のいじめ問題対策委員会で進めてきた調査について「スタートとなる遺書の提出と対策委への出席を両親に求めているが、拒まれている」と説明した。
 調査委の人選は今後進める考えを示した上で、両親が推薦する委員を採用するかどうかについては「第三者委に両親の意見が入ることはない」と語った。
 両親の代理人の金子春菜弁護士は、市長の説明について「両親の対応に責任があるような発言は残念だ」と指摘。「引き続き公平、公正な第三者委による調査を求めていきたい」と強調した。
 両親は「学校や市教委から十分な説明がない」と反発し、独立性の高い第三者組織での調査を求めていた。

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