誕生から3カ月 双子パンダ、かわいさもW(ダブル) @上野 オリジナル商品続々

2021年9月23日 07時06分

21日公開の最新画像。2頭とも体重が5キロを超えた。体がうっすらピンクなのは、母シンシンがよくなめて世話している証しという=東京動物園協会提供

 上野動物園(台東区)で雄と雌の双子ジャイアントパンダが生まれてから今日で3カ月、2頭はすくすく成長している。上野の街は、シャンシャン以来4年ぶり、しかも上野では初めての双子誕生に「久々の明るいニュース」と盛り上がっている。街中には、続々と双子パンダ関連商品が登場している。

ピンポンマムをパンダの顔に模したユニクロ御徒町店のブーケ

 パンダが感染予防を呼び掛ける横断幕が張られたアメ横商店街を抜け、JR御徒町駅へ。駅前のユニクロ御徒町店に双子パンダの花束(税別千六百五十円)が登場し、買い物客が「かわいい」と足を止めていた。花がピンポン球のように丸い菊の一種「ピンポンマム」に、パンダの目や耳が付いている。客の好みに応じてアレンジも可能(花の入荷状況による)。ユニクロでは珍しい生花も扱う店舗で「共に地域を盛り上げたい」と考案したという。
 くす玉や巨大な懸垂幕で誕生を祝福した松坂屋上野店にも、双子パンダにちなんだ食品やスイーツが並んでいる。食品フロアにある山本海苔店では、双子のイラストを描いたパッケージののりチップス(一缶税込み六百四十八円)が人気。「動物園の帰りに立ち寄ってくださるお客さまも多い。双子の名前が決まったらその日のうちに名入り商品を販売したい」と意気込んでいる。

上野駅前のベーカリーカフェの「双子パンダパン」

 JR上野駅前には今月十三日、ベーカリーが開店した。店名はずばり「米よりパンだ!?」。一番人気のふたごパンダパン(同二百八十円)は、生地にホワイトチョコとオレンジピールが練り込まれ、甘味も酸味も楽しめる。二階のカフェにはパンダカプチーノ(同四百七十円)も。

カプチーノ

 実はこの店、パンダの名前の選考委員を務める上野観光連盟の二木(ふたつぎ)忠男会長(68)が経営する「二木商会」グループの新規店。ユニークな店名は、二〇一一年二月に双子の父リーリーと母シンシンが来日した際に、二木会長が動物園前で報道陣にパンダ形のパンを配り、「お米よりパンダ」と発言したことに由来している。ちなみに「米を否定したのではないので、来年のお花見にはおにぎりも販売します」という。
 二木会長は「リーリーとシンシンの来日は東日本大震災の厳しい年で、十年後の今年もコロナ禍だが、苦境の時に上野を盛り上げ、活気づけてくれるパンダは、まさに『上野の宝』です」と目を細めた。
 ◇ 
 名前の一般公募には十九万件以上の応募があった。パンダ好きで知られる女優の黒柳徹子さんや関係者らが選考し、十月中旬に発表される。

◆松坂屋にもずらり

Remanのチョコレート焼き菓子

山本海苔店の「のりチップス(うめ)」

風月堂の「パンダプティゴーフル」

竹隆庵岡埜(おかの)の和生菓子

 文・長竹祐子/写真・坂本亜由理、池田まみ、長竹祐子
 ◆紙面へのご意見、ご要望は「t-hatsu@tokyo-np.co.jp」へ。

関連キーワード

PR情報

TOKYO発の新着

記事一覧