「都平和祈念館」の建設求めて要請書 都民ら団体、知事に

2021年9月24日 07時16分
 東京空襲の資料を展示して後世に伝える「都平和祈念館(仮称)」の早期建設を求める都民らの団体「建設をすすめる会」(千代田区)のメンバーが二十二日、都庁を訪れ、小池百合子知事宛ての要請書を提出した。
 要請書は早期建設のほか、都平和の日(三月十日)を周知し、新型コロナウイルス対策を講じて記念行事に多くの都民が参加できるように改善することや、来年度予算で平和に関する事業を拡充することなどを求めている。世話人の柴田桂馬(けいま)さん(91)=北区=は「戦争被害の証言を寄せるなどした人たちの思いに都は誠意をもって対応し、祈念館で活用が進むように努力してほしい」と話した。
 祈念館の建設は、都が一九九〇年代に検討したが、展示内容や歴史認識を巡って都議会での合意が得られず、計画は凍結されたままになっている。(土門哲雄)

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