「#気候危機見て見ぬふりはもうできない」 若者たちが温暖化対策求めて一斉行動

2021年9月24日 19時00分
 世界の若者たちが地球温暖化対策の強化を訴える「世界気候アクション」が24日あった。コロナ禍の中、日本では各地の有志がつくるグループ「Fridays For Future」(未来のための金曜日、FFF)がインターネット上でのセミナーなどを開き、持続可能な社会に向けた動きの加速を呼び掛けた。
 この日夕方からは、会員制交流サイト(SNS)のツイッターやインスタグラムで「#気候危機見て見ぬふりはもうできない」とハッシュタグ(検索目印)を付けた投稿が相次いだ。

FFF大阪のメンバーと一般参加者が社会システムの変革についてオンラインで議論した=動画投稿サイトYouTubeより

 FFF大阪は、個人が環境に配慮するだけでは温暖化対策としては不十分と考え、オンラインセミナー「『システムチェンジ』の話をしよう」を開催。国立環境研究所地球システム領域の江守正多副領域長を招き、社会の仕組みづくりを議論した。
 ガソリン車の利用などで出る大量の温室効果ガス削減は急務だが、電気自動車(EV)の普及だけでは解決は難しい。参加者からは「車や飛行機に頼らない都市づくりが必要では」と提案があり、都市機能の集約と個人の居住の自由をどう両立するかにまで話題が広がった。
 FFF東京は「気候変動は環境省だけの問題ではない」と、全省庁に対策強化を求める訴えを発信した。(福岡範行)

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