崎陽軒初代社長のふるさと鹿沼に「シウマイ像」完成

2021年9月25日 08時05分
 「シウマイ弁当」で知られる崎陽軒(横浜市)の初代社長、野並茂吉の出身地の鹿沼市に「シウマイ像」=写真=ができた。シューマイを鹿沼の新たな名物にしようと鹿沼商工会議所などが進めるまちおこしのシンボルとなる。(小川直人)
 鹿沼産の「深岩石」を使ったシウマイ像は、高さ九〇センチ、幅八五センチ、奥行き二八〇センチで、JR鹿沼駅前ロータリーに完成。シューマイが手でにぎって作られていたことから、「にぎる」をテーマにしており、東京芸術大非常勤講師の石井琢郎さん(42)が制作した。
 制作にあたり、地元の子どもたちがワークショップに参加した。子どもたちが粘土をにぎった形が、像中心の空洞に反映されている。石井さんは「野並茂吉さんらの思いを作品に込めた。『なんだろう』と立ち止まって考えを巡らせてもらえたら」と話す。
 除幕式が二十二日にあり、崎陽軒の野並直文社長らが駆け付けたほか、商工関係者ら約五十人が出席した。鹿沼商工会議所の木村剛考会頭は「『かぬまシウマイ』で新たな市場を創出したい」と宣言。野並社長は「シューマイによるまちおこしはすばらしいアイデアで、当社もお手伝いしたい」と激励した。
 まちおこしには、シューマイを提供する飲食店や精肉店、スーパーなど地域の五十店が参加している。提供店を紹介するマップも間もなくできるという。

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