現新3人が立候補 武蔵野市長選告示 候補者の第一声

2021年9月27日 07時16分
 任期満了に伴う武蔵野市長選は26日告示され、新人で医師の鹿野晃さん(48)=自民、公明推薦、東京維新の会支援=、再選を目指す現職の松下玲子さん(51)=立民、共産、社民、れいわ、武蔵野・生活者ネットワーク支持=、新人で元市議の深田貴美子さん(62)の3人がいずれも無所属で立候補を届け出た。3人は市内でそれぞれ第一声を上げ、新型コロナ対策などを訴えた。投開票は10月3日。9月25日現在の選挙人名簿登録者数は12万5223人。(花井勝規、佐々木香理)
(届け出順)

◆鹿野晃(かの・あきら)さん(48) 無新 自公
 市に救急クリニックを

 一年半前から、ふじみの救急病院(埼玉県三芳町)で、コロナとの戦いの最前線に立ってきた。医療崩壊を防ぎ、市民の命を守るためには行政を変えなければならない。冬場の第六波に備え、市立のコロナ救急クリニックを作る。
 二十四時間検査ができ、ワクチン接種や入院施設も備えるコロナ対策の拠点にする。国や都頼みの(現市政の)姿勢ではダメだ。コロナを抑えながら地域経済を回していく。子どもがいる家庭には簡易抗原キットを無料で配布し、安心して登校や旅行ができる日常を取り戻す。
 医師(元)ふじみの救急病院長▽藤田保健衛生大

◆松下玲子(まつした・れいこ)さん(51) 無現<1> 立共社れネ 
 次の4年も役割果たす

 次の四年も、命を守り育むための公共の役割をしっかり果たしたい。コロナ禍で公共の仕事は命を守る最後の砦(とりで)だと痛感している。一例が保健所。他市と合わせて一カ所しかない事実にも改めて目を向けたい。
 保育園の待機児童ゼロ、多摩地域唯一となる十八歳までの子どもの医療費無償化を実現した。四つの公立保育園と中央図書館の存続も決めた。四年間で人口は約四千人増、税収も増え、好循環が生まれた。子育て支援はコロナ禍の医療従事者支援にもつながっている。新たな福祉施設や福祉相談窓口も立ち上げた。
 市長(元)都議・サッポロビール社員・松下政経塾生▽早大院

◆深田貴美子(ふかだ・きみこ)さん(62) 無新
 感染症、災害 強い街に

 武蔵野が大事にしてきた歴史、伝統、文化、地域づくりが危うい。今、市役所は固まってしまっている。トップを代え、感染症に強く、災害に強く、文化創造の街に作り替えたい。
 コロナ感染症は野戦病院や、無いものねだりの保健所を求めることでは解決しない。公衆衛生行政と医療現場がきちんと結び付かなかったことがトラブルの原因で、武蔵野赤十字病院を中心に地域医療を再生していけばよい。武蔵野には在宅医療介護連携事業という優れた事業がある。市内にあるものを磨き上げることが必要だ。
(元)市議・会社員▽東京女子大院

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