「桜を見る会」公開質問状、河野氏は受取拒否 岸田、高市両氏は無回答、野田氏は安倍氏不起訴不当に賛同

2021年9月27日 18時59分
 全国の弁護士や法学者でつくる「『桜を見る会』を追及する法律家の会」は27日、自民党総裁選の立候補者4人に「桜を見る会」問題への考えを尋ねた公開質問状の回答を公表した。河野太郎行政改革担当相は質問状の受け取りを拒否したと明らかにした。

受け取り拒否された質問状を手に語る「『桜を見る会』を追及する法律家の会」の泉沢章弁護士(左)と、小野寺義象事務局長=東京・霞が関の記者クラブで

◆河野氏の「ブロック」を批判

 同会は、河野氏がツイッターで特定の人とのやりとりを制限する「ブロック機能」を多用していると指摘し「嫌な質問はブロックして答えない。国のトップになる器とは思えない」と批判した。
 岸田文雄前政調会長と高市早苗前総務相は、質問状は受け取ったが、無回答。野田聖子幹事長代行は、安倍晋三前首相の不起訴処分を「不起訴不当」と議決した検察審査会の指摘に「国民の代表が意見を反映したもの」と賛同し、「政治家は自らの潔白を丁寧に説明すべきだ」とした。

◆「政治の私物化を軽視している」

 回答しなかった3候補について、同会事務局長の小野寺義象弁護士は「政治の私物化問題を軽視した対応。首相になれば、今後もこの問題は曖昧にされ続ける」と指摘した。
 質問状は配達証明郵便で17日に送付していた。
 「桜を見る会」を巡り、同会は安倍氏らを公職選挙法違反などの容疑で告発したが、東京地検は昨年12月、安倍氏を不起訴。検審は今年7月、「秘書がやったことだと言って関知しない姿勢は国民感情として納得できない」などと指摘し、一部を「不起訴不当」と議決。地検特捜部が再捜査している。(小沢慧一)

PR情報

社会の新着

記事一覧