<新型コロナ>緊急宣言解除へ 大部分ステージ3以下 県内、接種率も5割突破

2021年9月28日 07時10分
 政府が新型コロナウイルス緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を解除する方針を決めたことを受け、千葉県内でも八月二日から続いている三回目の緊急事態宣言が今月三十日で解除されることになった。政府分科会が示す感染状況の指標で大部分がステージ3相当以下を示し、県民全体のワクチン接種率も五割を突破。データ上は解除の条件が整いつつある。(中谷秀樹)
 県内の直近一週間(二十一〜二十七日)の新規感染者数は八百五十六人(一日平均百二十二人)で、前週の千八百二十人(同二百六十人)を大きく下回った。分科会の指標の主要項目で直近一週間の人口十万人当たりの新規感染者数は一三・六三人で、ステージ3(十五人以上)を下回った。
 二十六日現在、患者数は千五百三十四人で人口十万人当たり二四・四三人とステージ3(十五〜二十五人未満)まで落ち着いた。第五波のピーク時は70%台後半を示した病床稼働率(病床数千四百七十六床)も、28・3%で同じくステージ3(20〜50%未満)相当。一時期は一万人以上だった自宅療養者(入院調整中など含む)は九百五十一人となっているほか、政府分会会が示す解除判断の指標で、二週間の新規感染者の低減傾向なども満たしている。
 県内の全世代ワクチン接種率も政府の最新データによると、二回目を完了した人は二十六日時点で三百十六万三千三十三人。接種率は50・03%となっている。
 熊谷俊人知事は宣言解除後の飲食店の酒類提供の解禁などについて「何らかの制限を段階的に実施したいと考えている」としている。二十六日に一都三県の知事で政府に対し、段階的緩和措置の具体的内容を基本的対処方針に明記し、必要な財源措置を講じるよう求めた。県は政府が解除を正式決定する二十八日にも対策本部会議を開き、解除後の対応を公表する予定。

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