<北区ゆかりの渋沢を学ぶ>藍の葉収穫からたたき染め 小3が体験

2021年9月28日 07時17分

藍のたたき染めに挑戦する滝野川第三小の児童=北区で(区提供)

 北区立滝野川第三小学校(滝野川1)で、区内で晩年を過ごした渋沢栄一の人生にちなみ、渋沢が若き日に体験した藍の葉の収穫やたたき染めに挑戦する授業があった。
 渋沢は、埼玉県深谷市の藍農家の出身。同校は深谷市で育てた藍から収穫した種を、渋沢ゆかりの各地の子どもたちが栽培し、収穫する「藍の種プロジェクト」に参加している。渋沢が生きた時代を体験し、地域の魅力を再発見する取り組みだ。子どもたちは6月に種まきし、藍を校庭で栽培してきた。
 15日、3年生の児童が藍染めを体験した。白いトートバッグの上に、自分たちがデザインした配置で藍の葉を置き、テープで固定。木づちでたたくとバッグに葉脈まで見える葉の模様の色が付いた。葉を取り外すと、緑色の模様は青色に変化。子どもたちは、渋沢の時代から続く伝統文化を肌で感じていた。
 理科を教える松平匠(たくみ)主幹教諭は「藍栽培の経験が、渋沢翁に興味を持つきっかけになってくれたら。社会に出たときに、地元のヒーロー渋沢栄一のすごさを実感してくれるとうれしい」と話していた。(井上幸一)

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