無免許人身事故の木下都議 辞めない意向を表明「議員活動でご奉仕したい」

2021年9月28日 16時15分
木下富美子都議

木下富美子都議

 7月の都議選の選挙運動期間中に無免許運転で人身事故を起こし、公表しないまま再選された木下富美子都議(54)は28日、自身のホームページを更新し、「これからの議員活動で答えを導き出しながら、ご奉仕させて頂きたいとの思いは、今も持ち続けております」として議員を辞職しない方針を示した。
 木下氏に対しては、この日開かれた定例会本会議で2度目となる辞職勧告決議案が全会一致で可決されていた。
 ホームページによると、木下氏は9月17日に道交法違反容疑で警視庁に書類送検されたことについて、「私に直接の連絡はありません」としつつ、「この度の過ちについて、猛省するとともに、司直の判断に従い、償って参りたいと思います」との心境をつづった。
 自らの進退については、「『議員辞職』を求める声も承知致しており、自らの進退について深く悩み、考えを重ねて参りました」とした上で、「私にご信託くださいました有権者の皆様をはじめ、失われた信頼を回復できるよう、償うべき償いを行い、これからの議員活動で答えを導き出しながら、ご奉仕させて頂きたいとの思いは、今も持ち続けております」と議員活動を続けたい考えを示している。
 また木下氏は再選後、体調不良を理由に本会議などの欠席が続き、都から支払われた議員報酬などは、9月初旬までの2カ月ですでに約264万円に上っている。ホームページでは、体調不良について「寝つきが悪く、何度も夜目覚めてしまう」などの症状があるとして、「体調が戻らず、誠に不本意ながら欠席せざるを得ない状況」だとしている。欠席期間中の議員歳費については、「公の活動への『寄付』に充てるなど、しかるべき対応をとって参りたい」と理解を求めている。
 木下氏は、書類送検された現時点では、当選は無効にならない。ただ、交通犯罪は「その他の一般犯罪」に当たり、公選法の規定で、今後禁錮以上の実刑が下されると、失職になる。
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