菅首相、緊急事態宣言関連の議運への出席は23回中3回だけ 説明に後ろ向きな姿勢際立つ

2021年9月28日 21時26分
衆院議院運営委で発言する菅首相。右は西村経済再生相

衆院議院運営委で発言する菅首相。右は西村経済再生相

 菅義偉首相は28日、新型コロナウイルス緊急事態宣言解除の報告のため、衆参両院の議院運営委員会に出席した。菅政権下で宣言を巡る政府の国会報告は23回を数えたが、首相が応じたのは3月以来で3回目。国会での説明に後ろ向きな姿勢が際立った。
 野党は国会報告のたびに首相の出席を求めたが、政府・自民党はほとんど拒否し、西村康稔経済再生担当相が対応した。28日の議運委で野党は「常軌を逸している」と批判したが、首相は「マスコミを通じて国民への説明をしてきた」と反論。記者会見や記者団が囲む「ぶら下がり取材」で説明したと強調した。
 だが、会見でも丁寧に答えようとする姿勢は見えなかった。メモの棒読みが目立ち、再質問も禁じた。本紙を含む内閣記者会の加盟社有志は再質問を認め、時間を制限しないよう繰り返し申し入れ、28日も要請したが、運用は改まらなかった。
 28日は13人の質問後、司会が打ち切ろうとした。複数の記者から「最後なのであと数問、質問を受けてほしい」などの声が上がったが、司会は「書面で質問を受け付ける」と打ち切った。(清水俊介)

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