飲食「認証店」の酒類提供は午後8時まで、営業時間は9時まで 1都3県の感染再拡大防止措置

2021年9月28日 21時16分
飲食店などが並ぶ歌舞伎町の繁華街

飲食店などが並ぶ歌舞伎町の繁華街

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の解除決定を受け、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県は28日、感染再拡大(リバウンド)防止のための措置を発表した。各都県が感染防止対策を確認した「認証店」の飲食店は、営業時間を午前5時〜午後9時とし、午前11時〜午後8時は酒類の提供を可能とするなどの内容。措置期間は10月24日まで。(小倉貞俊、志村彰太、飯田樹与、中谷秀樹)
 認証店以外は営業時間は午後8時までとし、酒類提供は認めない。緊急事態宣言下では、営業時間は午後8時までで酒類提供は一律で禁止していた。
 小池百合子都知事は都対策本部会議で「1都3県が実効性ある対策を段階的に実施する。感染状況が悪化したら措置を強化し、改善したら段階を進める」と強調した。
 都によると、都内の認証店は約9万3000店あり、酒類提供には時間制限のほか、同一グループの同一テーブルへの入店案内を原則4人以内とすることを要請する。
 カラオケ設備を備えるスナックなどの飲食店には、設備の利用自粛を求める。カラオケ店は密集を避けて換気を徹底することなどで営業を認める。
 3県もほぼ同様の対応だが、千葉県は独自の厳しい認証制度に適合した一部の飲食店は全面的に営業を認める方針。埼玉県は会食の時間は最大2時間とするよう協力を求める。

 ▽飲食店の認証制度 飛まつを防ぐアクリル板の設置や、換気や手指の消毒が徹底されているかなど、感染防止対策を都道府県が個別に確認し認証する制度。東京都では点検員が直接店を訪問し、認証店には青地に虹のマークのステッカーを交付、都のホームページで店の場所を紹介している。28日現在、都内にある約12万店のうち約78%にあたる9万3654店を認証している。

◆イベント開催は1万人まで緩和

 イベント開催の人数制限については、都は国方針に沿って現行の上限5000人から同1万人まで緩和する。
 都民に対しては、感染防止対策を徹底した上で、帰省や旅行・出張など都道府県間の移動も容認。都立学校は対面学習を基本とするが、修学旅行など宿泊を伴う活動は、措置期間中は延期するとした。
 百貨店など大規模商業施設、パチンコ店などには午後9時までの営業時間短縮の協力を依頼する。
 措置期間が終わる10月25日以降についてはあらためて決める。
 東京都、神奈川、千葉両県は時短営業などに全面的に応じた事業者には、1店舗あたり60万〜480万円の協力金を支給することを発表。埼玉県は29日に明らかにする見通し。都は補正予算2283億円を編成するとした。

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