「冬の時代が来るのかな」河野太郎氏の地元、神奈川県で不安の声 「次がある」期待も

2021年9月29日 20時24分
総裁選で投票する河野太郎行革相=東京・グランドプリンスホテル新高輪(代表撮影)

総裁選で投票する河野太郎行革相=東京・グランドプリンスホテル新高輪(代表撮影)

 河野太郎行政改革担当相の地元・神奈川県平塚市では出身団体の平塚青年会議所(JC)の関係者らがホテルに集まり、総裁選投開票のテレビ中継を見守った。
 JC時代から30年来、河野氏と親交がある平塚商工会議所の常盤卓嗣会頭(66)は「彼の高い理想が伝わらなかったのかな」と悔しそう。それでも党員・党友票で岸田氏を上回り、「地方を何とかしてくれという期待票だ。次がある」と語った。
 同県大磯町に住み、自然エネルギーによる発電事業の普及に取り組む福島県南相馬市出身の岡部幸江さん(58)は「力が抜けた」と落胆を隠せない。「エネルギー政策に関して彼は知見がある。リーダーになって現状を変えてほしかった」と惜しんだ。
 ある自民党県議は「今までは菅首相ら県内選出の政権幹部に直接、要望を伝えられて、バブルのような感じだった。冬の時代が来るのかな」と肩を落とす。河野氏が党員・党友票で半数近くを得ながら決選投票で差がついたことに「永田町と私たちの意識は違うということ。組閣人事で河野さんを要職につけないと世論を無視していると思われ、衆院選で自民党に逆風が吹きかねない」と警戒した。(吉岡潤、志村彰太)

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