<演劇パラダイス>9PROJECT つか作品追い求める

2021年9月30日 07時36分

9PROJECT「二代目はクリスチャン」の一場面

 つかこうへい(1948〜2010年)の作品を上演し続ける「9PROJECT(ナインプロジェクト)」は、つかが東京都北区に本拠を置いた「北区つかこうへい劇団」に所属した脚本・演出家の渡辺和徳(43)が2014年、3人で立ち上げた。年配のつかファンだけでなく若い世代のファンも多い。
 渡辺を演劇の道に振り向けた作品が、大学時代にBS放送で見たつかの「売春捜査官」。「何だ!これ」と面白さにはまり、つか作品を追い掛けた。「北区−」に入って俳優を目指したが、師のひと言で脚本に転じた。
 9PROJECTは、主に1970〜80年代の作品を戯曲集などから取り上げ、年2回のペースで上演している。
 今作「二代目はクリスチャン」は、85年に志穂美悦子の主演で映画化された。「人間の奥深さをさらけ出さないと、しゃべれないせりふがぶつかり合う。シンプルな言葉にその人の人間性が込められた芝居は、ほかにはないと思います」。渡辺は魅力を語る。
 10月8〜10日、東京・両国のシアターX(カイ)で。問い合わせは劇団=(電)050・5889・5877。 (五十住和樹)
 ※劇団や公演の情報をお寄せください。東京新聞文化芸能部芸能班=ファクス03・3595・6929またはEメール(hougei-t@tokyo-np.co.jp)で。

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