<東京2020>聖火リレー、前回大会の選手らも 年代、背景多彩な75人

2019年12月18日 02時00分
 二〇二〇年東京五輪の県聖火リレー実行委員会は十七日、県内四十市町を走る聖火リレーの詳細ルートを発表した。二百六十人余りの県内ランナーのうち県選出枠の七十五人も発表し、一九六四年の前回東京大会に出場した元競歩選手の石黒昇さん(87)や元ラグビー日本代表の堀越正己さん(51)ら、幅広い年代、多彩な背景を持った顔ぶれが選ばれた。(飯田樹与)
 県内の聖火リレーは二〇二〇年七月七~九日の三日間。計二十三区間、七四・七キロで、前回東京大会で使われた聖火台のレプリカがある青木町公園(川口市)からスタートし、さいたま新都心公園(さいたま市)でゴールする。

聖火を運ぶ長瀞ラインくだりのイメージ

 途中、県の魅力をPRする特殊なルートも四カ所設定。日高市では市内の高句麗古墳群壁画に描かれている騎射競技「馬射戯(まさひ)」になぞらえ、乗馬による聖火リレーを実施。秩父市と皆野町では五輪カラーに塗装して連結した電気機関車五両、自転車発祥の地とされる本庄市と、深谷市では自転車、長瀞町では人気観光スポットの長瀞ラインくだりで、それぞれ聖火を運ぶ。
 県の公募で選ばれたランナー七十五人は県内四十八市町と東京都内の在住者。十代が最多で三割を占めたが、九十代まで全世代から選出。外国籍や障害のある人もいる。最年少は十二歳で七人いて、最年長はふじみ野市の磯田朝子さん(91)。走る順番や区間は、聖火リレーの実施二~三週間前までに公表する。

五輪カラーに塗装した5両を連結し、聖火を運ぶ予定の電気機関車(いずれも県提供)

 ルートの詳細は、県オリンピック・パラリンピック課のホームページで見られる。
 前回東京大会で聖火がともされた旧国立競技場の聖火台の製作に父・万之助さんや兄弟らと携わった川口市の鈴木昭重さん(84)もランナーに内定。鈴木さんは「父や兄弟たちはとても喜んでくれると思う。あの時、聖火台の製作を支えてくれた全ての人々への感謝の気持ちを込めて大役を果たしたい」とコメントした。

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