森からの音色楽しむ コンサートに130人 さいたま市のモッキンカン

2019年11月19日 02時00分
 さいたま市南区在住の芸術家しまずよしのりさん(75)の木の彫刻作品などを並べた美術館「モッキンカン」(同区大谷口)で十七日、「森からのメッセージ」と題したコンサートが開かれ、約百三十人が作品と一緒にフルートやバイオリンなどの音色を楽しんだ=写真。
 しまずさんの作品の魅力を音楽で表現しようと、地元の演奏家らが初めて企画。作品を題材にしたオリジナル楽曲がこの日のために準備され、自然の壮大さや森の妖精をテーマにした組曲などが披露された。
 六つの組曲で構成した「森の妖精の戯れ」では、妖精にふんした二人の女性ダンサーも登場。ステージを囲むように並んだ彫刻作品の後ろから現れ、音楽に合わせて軽やかに踊るなどステージを盛り上げた。
 美術館によく来ているという近くの丸山一枝さん(71)は「作品のぬくもりが伝わるような音楽で、目を閉じながらでも楽しめた。普段と違う雰囲気も良かった」と満足そうだった。
 コンサートを見守ったしまずさんは「訪れた人が森の中でほっとするような雰囲気を作ってくれて想像以上に良かった。皆さんの心に残ってくれたと思う」と手応えを話していた。 (藤原哲也)

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