<テークアウト グルメ>海苔弁いちのや靖国通り本店(海苔弁)

2021年10月5日 07時29分

◆食材すべてが主役

 なじみの定番弁当でも、極めれば高級弁当になる。「海苔(のり)弁いちのや 靖国通り本店」=写真(上)=は、店名通りの海苔弁専門店。看板メニューはズバリ「海苔弁」(1080円)=同(下)。
 ふたを開けると、おかずがビッシリで「おっ!」と思わず声が出た。白身魚フライはフワッとやわらかく食べ応えがあり、ちくわの磯辺揚げも弾力とうま味がひと味違う。意外なところでは、三重県松阪名物の鶏みそ焼きまで参入。箸で掘り起こせば、上下を海苔で挟んだご飯と宝物のように埋められた煮卵が現れた。「脇役はなく、すべてがホームランバッターの食材なんです」(風間塁社長)
 手掛けたのは、これまで2300軒もの飲食店をプロデュースした「店舗ナンバーワンホールディングス」。運営は、同社から独立した「本塁打」が担う。コロナ禍に沈む昨年7月、「日本を元気にしたい」と本社1階に開店した。新宿や新橋に直営店を増やし、フランチャイズも開始。着実にファンをつかんでいる。
 飲食業のプロ集団なので食材選びはお手の物。米は新潟産「新之助」、海苔は瀬戸内海産、醤油(しょうゆ)は千葉、ちくわは宮城…と一つ一つに思い入れがあり、弁当箱の裏ぶたに説明書きも入れた。「全国から食材を取り寄せたので原価が高くなって…1080円でもギリギリの設定です」(風間社長)
 旬の食材を入れた季節限定の海苔弁もある。事前予約がオススメ。 (さりあ)
 千代田区九段南2の2の5。11〜18時。無休。(電)03・6261・1147

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