甘利氏秘書への接待認める UR担当者、横浜市の居酒屋で 現金授受問題で野党ヒアリング初会合 

2021年10月5日 11時30分
記者会見する自民党の甘利幹事長=5日午前、東京・永田町の党本部

記者会見する自民党の甘利幹事長=5日午前、東京・永田町の党本部

 立憲民主党など野党は5日、自民党の甘利明幹事長の現金授受問題に関する合同ヒアリングの初会合を国会内で開いた。法務省や都市再生機構(UR)の担当者から事実関係などを聴取した。31日投開票の次期衆院選をにらみ、甘利氏の「政治とカネ」問題を追及して自民党の「金権体質」をあぶり出す狙いだ。甘利氏は記者会見で「私としては説明責任も含めて責務を果たし終えたと考えている」と反論した。
 立民の原口一博副代表はあいさつで、甘利氏が説明責任を果たしていないと非難。甘利氏の事務所に質問状を提出しているとして「誠実な答えを待っている」と述べた。 甘利氏を巡っては、2016年に週刊文春が、千葉県内の建設会社とURの補償問題に絡んだ現金授受疑惑と秘書の口利き疑惑を報道。甘利氏は建設会社側から100万円を受領したと認め、経済再生担当相を辞任した。その後、刑事告発を受けた東京地検特捜部は不起訴処分とした。
 UR担当者は、甘利氏側との面談記録を提出。15年10月に秘書2人と、UR側が飲食代金を負担して横浜市の居酒屋で会食したと説明した。接待理由は、東日本大震災に関する視察を甘利氏の事務所が取りまとめたお礼とした。
 出席した野党議員は「URと甘利事務所は、非常に密接な関係だと理解した」「政官業の典型的な癒着関係だ」などと批判した。(共同)

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