衆院選 31日投開票 選挙日程変更の判断分かれる 鎌倉市長選、17日変更せず 川崎市長選、同日選に変更

2021年10月6日 07時22分
 十一月前半の投開票が有力視されていた衆院選の日程が今月十九日公示、三十一日投開票と決まり、県内自治体の選挙管理委員会が対応に追われている。月内に市長選を行う鎌倉、川崎両市は四年前はいずれも衆院選と同日選だったが、今回は判断が分かれた。鎌倉市は予定通り十七日投開票の方針だが、川崎市は三十一日投開票に変更する。
 鎌倉市選挙管理委員会は三十一日に任期満了となる市長選について衆院選と同日選にはせず、予定通りに十日告示、十七日投開票とする方針を固めた。六日に正式決定する。
 市選管によると、衆院選に合わせると、開票作業が長引いた場合などに市長不在の期間が生じる可能性があることや、投票所の入場整理券を既に発送したことなどが理由。また、地域の公会堂など狭い投票所が多く、二〇一七年に衆院選と市長選が同日選になった際、最高裁裁判官の国民審査を含めて投票箱が四つ並び、市民から「狭くて無理がある」などの意見が寄せられたという。
 ただ、市長選投開票日の二日後に衆院選公示、その翌日から期日前投票開始という過密日程になり、渡辺好二事務局長は「二つの選挙を並行して動かすので頭が混乱しそう。同日選のほうがまだやりやすかったのではないか」と話した。
 川崎市選管は五日、市長選を衆院選の日程に合わせると決定した。市選管によると、同日選の場合、別々に行った場合と比べて事務従事者を延べ約二千六百人削減できる見通し。過去の実績では、市長選の投票率が約20ポイント高くなるという。
 横浜市内では八月二十二日に市長選、九月二十六日に市議磯子区補選、今月十七日に市議金沢区補選の投開票と選挙が続く。市選管の担当者は「衆院選もぎりぎり重ならない日程になったので複雑な作業はない」と受け止めるが、投票所として見込む市内の小中学校で運動会や文化祭などの行事と重なる場合があるため、確認作業を始めた。代わりの投票所の確保が必要になる場合もあるという。(石原真樹、安藤恭子、丸山耀平)
衆院選2021
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