台風19号「まだ人手足りない、力貸して」 さいたま市拠点「チーム旅商人」ボランティア大募集

2019年11月4日 02時00分

チラシを持ってボランティア募集を呼び掛ける横山さん=さいたま市で

 台風19号の影響で千百件以上の床上・床下浸水被害が出たさいたま市で、浸水家屋の床下の水抜きなどに奮闘するボランティア組織がある。同市中央区を拠点に活動する任意団体「災害臨時NPOチーム旅商人」だ。代表の横山拓さん(31)は「いろいろな人が手伝ってくれて感謝しているが、まだ人手が足りない。皆さんの力を貸してほしい」と呼び掛けている。
 旅商人は、台風通過後から浸水被害の多かった中央区や同市桜区で活動を本格化。被害家屋を訪れて家財道具の片付けや、ポンプを使った床下の水抜き作業に従事する。床下の水は放置するとカビが発生して家屋が傷んだり健康被害が発生したりするため、消毒作業も欠かせないという。
 十月中は中央区内のコンビニ店駐車場を拠点に、七十五件以上の依頼に応え今月、同区内の別の駐車場に拠点を移した。
 二〇一一年の東日本大震災を機に全国各地で災害ボランティアに参加してきた横山さん。今回のさいたま市内の被害については他地域より報道が少ないと感じ、残念な気持ちがあるという。一方で、「残る依頼を完了させ、より被害の大きかった地域の力にもなりたいので、まだまだ協力をお願いしたい」と強調する。
 ボランティア募集と作業依頼の申し込みや問い合わせは、旅商人=電070(4543)1151=へ。 (藤原哲也)

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