東京と埼玉で震度5強 千葉が震源、M6.1 23区は東日本大震災以来 交通に影響、女性けが

2021年10月8日 00時19分
地震の影響で新幹線や在来線の運転見合わせとなり、JR新橋駅でタクシーを待つ大勢の人たち=7日、東京都港区で(戸田泰雅撮影)

地震の影響で新幹線や在来線の運転見合わせとなり、JR新橋駅でタクシーを待つ大勢の人たち=7日、東京都港区で(戸田泰雅撮影)

 7日午後10時41分ごろ、東京都足立区と埼玉県南部で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は千葉県北西部で震源の深さは約80キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・1と推定される。津波はなかった。東京23区で震度5強以上を観測するのは、2011年3月11日の東日本大震災以来。
 足立区では、走行中の日暮里・舎人ライナーの電車が急停止し、乗客の女性が転倒して頭にけが。千葉県内では「転倒した」と2件の通報があった。
 JR各社や東京メトロによると、東海道新幹線の東京―静岡間やJR山手線、地下鉄などで運転を見合わせた。JR品川駅では構内が停電し、安全確認のため利用客を改札外に誘導した。
 首都高速道路も広い範囲で通行止めを実施。国土交通省東京空港事務所によると、羽田空港は4本の滑走路を一時閉鎖し、安全を確認した。
 東京電力パワーグリッドによると、7日午後11時すぎ時点で東京都新宿区の約250軒で停電が発生した。
 政府は地震を受け、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。岸田文雄首相は状況把握や国民への的確な情報提供を指示した。自身のツイッターでは「最新情報を確認しつつ、命を守る行動を取ってください」と注意を呼び掛けた。
 松野博一官房長官は「原子力施設について現在のところ異常はないとの報告を受けている」と述べた。
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 各地の震度は次の通り。
 震度5強=川口三ツ和、宮代(埼玉)足立伊興(東京)▽震度5弱=さいたま緑区、川口、蕨、吉川(埼玉)千葉船橋、流山(千葉)羽田空港、大田多摩川、足立神明南(東京)馬場、横浜、日吉、川崎中島(神奈川)など(共同)

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