外国人のための無料相談 対面窓口を再開 たちかわ多文化共生センター Zoom相談 件数1/3に

2021年10月8日 06時47分

相談に訪れた女性(手前右)に応じるセンター担当者ら =立川タクロスで

 外国人支援に取り組む「NPO法人たちかわ多文化共生センター」(立川市)による対面での無料相談窓口が今月、約二カ月ぶりに再開した。コロナ禍の緊急事態宣言下では、ビデオ会議アプリ「Zoom」のみで対応していたが相談件数は減少。センターは情報発信の強化を検討している。(佐々木香理)
 センターは二〇〇一年に発足。毎週土曜、市女性総合センター・アイムで無料相談窓口を設け、英語や中国語などの通訳と専門家が相談に応じてきた。昨年からはコロナ禍を受けて予約制に変更し、感染対策としてZoomも導入したが、相談件数は減少。対面相談を中止していた今年八〜九月は三件と、前年同期と比べて三分の一程度だったという。
 活動の周知を兼ね、二日には立川タクロスで同様の相談会を実施。多摩地域外も含めて約十件相談が寄せられ、ボランティア通訳と弁護士や税理士らが対応した。内容ではビザ関係の相談が半数を占めたが、雇い止めや経済的不安などコロナ禍の影響を受けた相談もあり、担当者が対応する関係機関を紹介した。
 インターネットで相談会を知ったという三十代の外国人女性は、コロナ禍での精神的な悩みを相談。「自分の周りの人に知られずに個人的な悩みを話せて良かった」と話した。
 センターの細江謖夫(たつお)理事長は「相談窓口を必要とする人にしっかりとつながるように取り組みたい」と話す。十一月にはホームページを刷新し、更新の頻度を高める予定だ。

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