筆供養で「サヨナラ・コロナ」 鎌倉の荏柄天神社でまんが絵70点以上掲げ きょう・あす

2021年10月9日 07時13分

まんが絵の行灯を手にする西島さん=いずれも鎌倉市の荏柄天神社で

 使い終わった筆の供養と、筆技の上達を願って筆をたき上げる「絵筆塚祭」が9、10日、鎌倉市二階堂の荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)で行われる。新型コロナウイルスの感染拡大収束への願いを込め、漫画家が奉納した70点以上のまんが絵を行灯(あんどん)に仕立て、境内に掲げる。(石原真樹)
 鎌倉ゆかりの漫画家らが絵筆塚を境内に建立した一九八九年から続く祭り。昨年に続いて新型コロナウイルス感染防止対策のため、恒例のかっぱ絵コンクールなどは中止し、行灯の設置や漫画家による寄せ書き、筆のたき上げのみ行う。

田所のりあきさんの作品

 まんが絵の今年のテーマは「サヨナラ・コロナ」。ワクチンを打つかっぱの絵や「いつまでこんなマスクしなきゃいけないんだ」とぼやくゾウ、疫病退散の御利益があると伝わる妖怪「アマビエ」をモチーフにした作品などが並ぶ。牧野圭一さん、ちばてつやさん、里中満智子さん、クミタリュウさんらが作品を寄せた。
 権禰宜(ごんねぎ)の井上真一さん(48)は「皆さんコロナ疲れしている。一刻も早く元の生活に戻りたいとの思いでテーマを決めた」。巫女(みこ)の西島ゆりさん(24)は「コロナはいずれ終わる、と明るい気持ちになってもらえたら」と話した。
 行灯は九日午後一時に掲げて日没後に点灯し、午後八時に終了。十日は午後四時まで。雨の場合は掲げない。筆供養は十日午後一時から、雨天決行。絵筆や毛筆は当日でも受け付ける。問い合わせは同神社=電0467(25)1772=へ。

多田ヒロシさんの作品 


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