習近平氏が台湾統一に「必ず実現する」 辛亥革命110周年記念大会で台湾独立派をけん制

2021年10月9日 22時48分
9日、北京の人民大会堂で開かれた辛亥革命110周年記念大会=共同

9日、北京の人民大会堂で開かれた辛亥革命110周年記念大会=共同

 【北京=中沢穣】中国で清朝を倒した辛亥革命から110周年を記念する大会が9日、北京の人民大会堂で開かれ、習近平国家主席が演説で「祖国の完全統一という歴史的任務は必ず実現しなければならず、また必ず実現する」と台湾統一に強い意欲を示した。
 習氏は独立志向の強い台湾の蔡英文政権を念頭に、「台湾独立勢力は祖国統一の最大の障害だ。祖国を分裂させるものは必ず人民に唾棄され、歴史の審判を受ける」と批判した。さらに「台湾問題は純粋な中国内政であり、外部からのいかなる干渉も許さない」と台湾への関与を強める米国などをけん制した。
 一方、武力統一には言及せず、「平和統一、一国二制度という基本方針を堅持する」と述べた。
 10月10日は、辛亥革命の発端となった武装蜂起から110年となる。中国共産党は、中国建国に至る社会変革の始まりとして辛亥革命を位置づけている。習氏は演説で「中国共産党は、(辛亥革命を主導した)孫文の忠実な継承者だ」と言及した上で、「中華民族の偉大な復興を実現させるため、党の全面的指導を堅持して強化しなければならない」と党への忠誠を求めた。

関連キーワード


おすすめ情報

国際の新着

記事一覧