上野動物園の双子パンダ、母と3頭で同居試行へ 1月にも一般公開 姉シャンシャンは12月で中国返還

2021年10月10日 07時26分

公開されているシャンシャンを見るため列を作る来園者=いずれも台東区の上野動物園で

 上野動物園(台東区)の双子のジャイアントパンダの名前が雄はシャオシャオ、雌はレイレイと発表された翌日の9日、園内で教育普及課の大橋直哉課長が報道関係者の取材に応じた。これまでの「オス」「メス」から、名前で呼ばれることになり、「親しみを持っていただければ」と期待を述べた。
 一般公開は来年1月の予定。双子は生後すぐから1頭ずつ母のシンシンと同居させて入れ替えているが、今後、2頭同時に母親との同居を試みていく。大橋さんは「同居できるかは大きなヤマ。シンシンが(今年6月に生まれた)子どもが2頭いることを認識しているかどうか分からないが、分け隔てなく育てているようだ」と話し、母子3頭での公開に向け、3頭での同居の時期を見極めるという。

ジャイアントパンダのシャンシャン

 一方、双子の姉のシャンシャン(メス・4歳)は今年12月末をもって中国に返還予定。園での公開終了時期は未定といい、大橋さんは「繁殖適齢期に入っているので、中国で繁殖してくれることを期待したい」と語った。
 園では9日から入場者の上限をこれまでの2000人から6500人に増枠した。名前公開後初の週末となり、多くのパンダファンや親子連れで園内はにぎわった。来園者からは「双子を見に来たい」「名前が決まって親近感が湧くようになった」などの声が聞かれた。(長竹祐子)

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