少年野球 道具が水没 東松山 27日、6年生最後の大会…

2019年10月22日 02時00分

水没して泥だらけになった野球用具。衛生面で使えないという=いずれも東松山市で、高坂イーグルス提供

 台風19号の影響で、市内の川や水路で堤防六カ所が決壊した東松山市では、少年野球チームも道具が水没する被害を受けた。二十七日から、六年生最後の大会となる東松山市少年野球連盟会長杯争奪戦が開かれる予定で、チーム関係者は困惑している。
 被害を受けたのは市立高坂、桜山両小学校の児童約四十人でつくる「高坂イーグルススポーツ少年団」。九十九(つくも)川の堤防決壊場所前の正代運動広場を拠点にしていたが、一帯は完全に水没。部室に保管していたヘルメットやキャッチャー防具、ピッチングマシン、発電機などが泥まみれになった。
 代表の及川満さん(60)によると、十四日に比企郡市の新人戦、二十日に市民総合体育大会の試合があり、東松山市選抜チームの道具を借りて出場した。
 しかし、いずれも五年生の大会で、六年生は二十七日からの会長杯争奪戦が最後の試合になる。「最後は、チームのヘルメットで出場させたい」との声もあるというが、及川さんは「衛生面を心配する保護者が大半。練習場所も正代運動広場が使えないと、四十人を一度に集めるのは難しくなる」と悩みを打ち明けた。 (中里宏)

完全に水没して傾いた15日の正代運動広場の保管倉庫

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